こちらの記事をお読みいただきありがとうございます。
まだ「【確定版】転職活動は何をすべき?成功させるためのステップとポイント」に関する記事を読んでいない方は、ぜひ読んでみてください。
まずは転職活動の全体像を正しく理解することが、希望の転職を成功させるコツです。
この記事では、履歴書の作成に超大事な2つの観点をお伝えします。
履歴書作成で超大事な「再現性」と「継続性」
転職活動における基本ルールとして、採用担当者は主に 「再現性」と「継続性」の2点を見ています。
履歴書の中でこの2つをうまく証明することが、内定を勝ち取る鍵となります。
ここからは「再現性」と「継続性」を上手く採用担当に伝える方法をご紹介していきます!
なぜ再現性が大事なのか?
再現性とは、「前職での実績やスキルを新しい職場でも発揮できるかどうか」を指します。
中途採用と新卒入社は応募者に対して求めるものが全く違います。
中途採用は即戦力が求められるため、採用担当者は応募者が「自社でも同様の成果を出せるか」を重視します。
履歴書や職務経歴書、自己PRを通じて、いかにして自分の再現性を証明するかがポイントです。
なぜ継続性が大事なのか?
継続性とは、「応募者が新しい職場で長期的に働き続けられるかどうか」を指します。
企業は新しい社員を採用するために多額の費用を投じており、その投資を回収するためには、長期的に活躍してもらう必要があります。
そのため、採用担当者はあなたが「末永く働き続けてくれるか」を慎重に見極めます。
再現性を証明する方法
ほとんどの人が「再現性ってどのように伝えればいいのかわからない。」となっているかと思います。
でも心配する必要はありません。
再現性を証明するためには、以下の「3つのポイント」を押さえておけば大丈夫です!
仲間と協働したエピソードを伝える
自分のエピソードを伝える際、どのように他者と協働したかを伝えることが大切です。
なぜなら企業で働く以上、一人では仕事ができず、チームワークが基本です。
採用担当者は、応募者が新しい職場でどのようにチームに貢献し、組織に溶け込み、活躍できるかを見ています。
履歴書では、自分一人では成し得なかった成果を、チームのメンバーと協力して達成したエピソードを具体的に記載しましょう。
実績よりも具体的な行動を強調する
単に「売上を○%アップさせました」といった実績だけでは不十分です。
どのような課題を発見し、それに対してどのような工夫を行い、その結果どうなったかを具体的に説明する必要があります。
ここで役立つのが「STARフレームワーク」です。
STARとは、Situation(状況)、Task(課題)、Action(行動)、Result(結果)の頭文字を取ったもので、このフレームワークに従って記述することで、具体的な行動をわかりやすく伝えることができます。
例えば、「市場が縮小している中で、顧客のニーズを徹底的に分析し、新しい営業戦略を導入した結果、売上を5%増加させた」といった形で表現します。
経験やスキルで攻める
志望企業が求める人物像に、「自分の経験やスキルをマッチさせること」が重要です。
単に成功体験を列挙するだけでなく、その企業やポジションに求められる能力を強調することが求められます。
応募する企業のニーズをしっかり理解し、自分の経験やスキルがどのように役立つかを具体的に示すようにしましょう。
継続性を証明する方法
継続性の証明には「志望理由」が最も重要となります。
なぜなら採用担当者は、「志望理由を通じて、長期的に働いてくれるか」を判断するからです。
志望理由は以下の3段階の構成を使うと効果的です。
転職の軸を示す
まず、「なぜ転職を決意したのか」その根本的な理由を明確に伝えます。
ここでは、自分のキャリアビジョンや価値観を反映させることが重要です。
たとえば、「これまでの経験を生かしながら、さらなる成長を目指したい」といった転職の軸をしっかり示すことで、長期的なビジョンを持っていることを伝えられます。
志望企業の魅力を語る
次に、「転職の軸と関連付けて、その企業のどの部分に魅力を感じたのか」を具体的に伝えます。
この時点で、企業が求める人物像との一致をアピールすると、さらに効果的です。
たとえば、「貴社の〇〇に共感し、自分のスキルが貢献できると感じました」という具体的な内容を盛り込むとよいでしょう。
マッチング度で語る
最後に、「転職の軸と志望企業の魅力を組み合わせ、自分がその企業にどれだけフィットするか」を伝えます。
これにより、採用後も長く働き続ける意欲を示すことができます。
たとえば、「貴社の〇〇プロジェクトに参加し、自分の経験を最大限に生かしていきたいと考えています」といった形で、具体的な貢献意欲を示すとよいでしょう。
志望動機のよくある失敗例
まずは上記の「再現性」・「継続性」を上手く表現できていれば十分です。
ただし、志望動機において、以下の2つの失敗例がよく見られます。
ただ褒めるだけのパターン
企業の製品や理念を褒めるだけで終わってしまうケース。
これでは「なぜ自分が入社したいのか」の中身が伝わらず、志望動機、さらには再現性や継続性を証明することができません。
欲望丸出しのパターン
転職の理由が自己中心的な欲望に偏りすぎているケース。
たとえば「年収を上げたいから」や「残業したくないから」といった理由だけを前面に出すと、企業からの評価は下がってしまいます。
企業にとってのメリットが伝わる内容にすることが重要です。
まとめ)履歴書作成に超大事なこと
履歴書の作成や面接対策において、再現性と継続性を意識することは非常に重要です。
これらをしっかりとアピールすることで、採用担当者に対して「この人なら間違いない」と感じさせることができます。
ぜひ、これらの原則を念頭に置いて、履歴書作成に取り組んでください。
次の記事では、「面接に役立つコツ」を説明していきますので、あなたの就職活動に少しでも役に立ちますように。
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